4年に1度くらい、数字なんか気にせず遊んだらいいけどできないんだなぁ

今週のお題「うるう年」

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Photo by Julian Hochgesang on Unsplash

 


『今年はうるう年』と聞いたのは、つい先日のことだ。カレンダーを見て、29日が当たり前に目に入ると、毎年2月は29日まであって、うるう年は30日までだよねって気もしてくる。

 

ただ、よくよく考えてみると、2月は短いが29日と言われればそんなに短く感じないけれど、28日となれば話が違う、確かに短い、と思うのだから28日ときちんとわかるはずなのだ。

 

でも気持ち的には自ら30の数字も足して、2月を1日増やしたいくらいだ。

 

今では全くそんなことは思わないのだが、早く時間が過ぎないかなと昔であれば思っていた。だからカレンダーをめくるペースが早まる2月はある意味では好きだった。しかし今では月が変わる度に、息が詰まりそうになる。

 

陰で訪れる割高な家賃の支払い。
基本料を含んだ3色の光熱費。
積み上がりゆくリスクだらけの通信費。
月収のグラフも2つ短く、伸びがない。

 

テーブルの前で唸る時間は増えるのに、問題が減らず増えるのだ。

 

うるう年ならそんな日が1日先へ延びる。死刑が明日に延びたと言われたかのようだった。(結局、明日処刑されるのだが)

 

「4年に1度なのだから、なにか特別なことをしたい」との家人の声もどこ吹く風だ。目の前の、損失を埋めるのに忙しかった。

 

きっと次のうるう年も、同じように穴を埋めようともがくのだろうな。

 

ただ1日増えたところで、結局、収入的にはあんまり変わらないのだから、さっさと諦めて、潔く、増えた1日を遊んでみるのもいいんじゃないかと思う今日この頃だ。