オペラント条件付きにはまっている
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1日のタスクリストというものを作っており、それをチェックしながら作業を進めている。毎晩、寝る前になるとパソコンを開き、あらかじめ作り置きしてあるフォーマットをコピーして、1日1日ごとに行うタスクを記入して印刷している。
だいたい全部で30ほどの項目が並んでいるのだが、そのすべての項目を書き終えた下の欄に『オペラント条件付き』という文字が踊っている。
私はこのルールが好きだった。
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オペラント条件付き、というのはどういうものかというと簡単に言えば、賭け事である。
私が勝てば、ご褒美をあげよう。
その代わり、負けたら罰ゲームを受ける。
実に単純なルールだが、これが意外と面白い。
これの面白いところは、勝っても負けても得があるところだ。
仕組みは簡単。
例えば、体を鍛えたいけれど、やりたいゲームがあって体を鍛える時間がないとする。
これをオペラント条件付きに当てはめると
- 1日30分走ったら、好きなだけゲームをしていい。
- 1日30分走れなかったら、ゲームをしまい、休養や翌日の準備をする。
走れたら体を鍛えられるし、走れないなら走れないで、休養したり、翌日の準備を早めに行うことで翌日、今日より良いパフォーマンスを発揮できるようになる。どっちにしても良い方へ良い方へと自分を促すことができる。
私の場合は、
- 10時間以上作業をしたら読書をいつもより長くしていい。
- 10時間以上作業できなかったら、懸垂を20回する。
読書をすれば素養が育つ。体を鍛えれば作業をする体力や集中力が養われる。
どっちに転んでも、私は昨日よりよくなる。
オペラント条件付きは非常に汎用性の高い便利なルール付けだ。
興味がある方はぜひ取り入れてみてはいかがだろうか。